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2016年5月11日 (水)

stockfish

私がこのブログを始める前から、将棋ソフト最大のブレイクスルーがbonanzaであることは知っていました。一方、現在の強い将棋ソフトのほぼ全てに使われているか、少なくとも参考になっているstockfishを知ったのは先月です。

昨年の電王トーナメントや先週の世界コンピュータ将棋選手権で、一大旋風を巻き起こした「技巧」の出村氏は誰よりも地道な努力を継続して、ponanzaにも勝つほどの将棋ソフトを作りました。しかし、その出村氏でもアメリカのコンピュータ技術者集団が制作するstockfishの技術革新にはとても適わないと言っています(大合神くじらちゃんの制作者「えびふらい」の生放送を参照)。

やねうら王は「ドキュメントコンピュータ将棋」で「stockfishのソースコードを見た時、気づいたわけです。彼らはチェスを作ろうとしているんやないんや。彼らは知能を作ろうとしているんや。(略)こんなすごいプログラムを書けるプログラマが世界にはいるのに、日本の将棋プログラマは勝ったとか負けたとか(笑) すごいちっぽけなことに思えますね」とまで言っています。

世界最強の棋士に勝った囲碁ソフトが日本製でなかった理由はどこにあるのか、どうしてハイテク国家日本で優秀なプログラマーが育たなかったのか、改めて考えてみる機会になりました。

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