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2016年10月16日 (日)

朝日新聞への邪推とわずかながらも声援

次の記事にも書きますが、2016/9/26の朝日新聞社説(http://www.asahi.com/articles/DA3S12577447.html)は、日本の一流新聞社が掲載したと信じたくないほど、ひどい内容です。その見識の狭さは「不屈の棋士」(大川慎太郎著 講談社現代新書)とあまりに同等なので、以下のような邪推をしたくもなります。

朝日新聞社で出世してきた将棋好きの重鎮記者がいました。彼はAI(コンピュータ)どころか、テレビのリモコン操作に戸惑って家族の助けを呼ぶほどの機械オンチです。それでも自分の能力や努力不足とは全く思わずに、機械のせいにするほどの傲慢さは持ち合わせています。身近なオヤジ記者たちも同様の意見を持って愚痴りあうため、自分勝手な見解は増幅される一方です。彼は「不屈の棋士」を読み感動して、「どれほど強いかよく知らないが、面白みのない将棋を指すAIに負けないよう棋士は頑張ってくれ!」と時代錯誤な記事を書きました。新人記者の頃に、アメリカで日本製品が破壊されたジャパンバッシング事件を「時代錯誤なラッダイト運動」と批判した先進的な見識は微塵も残っていません。その記事は当然、将棋部記者にもチェックされて、事実誤認がいくつもあると発覚します。しかし、普段は完全サル山社会のプロ将棋界と交流している将棋部記者に、新聞社の花形部署で出世してきた重鎮記者に意見を述べるなど考えも及びません。「素晴らしい」「同感です」「AIと将棋についてここまで深い記事など私ごときには書けません」など、こびへつらうばかりです。あまりの絶賛の声にいい気になった重鎮記者は、その記事を将棋欄の隅にでも入れるはずだったのに、勢い余って社説にまで捻じ込んでしまいました。

それにしても、こんなひどい社説を書いた記者の年収はいくらなのでしょうか。こちらのHPによると朝日新聞記者の平均年収は1299万円のようです(http://toyokeizai.net/articles/-/71793?page=2)。中卒以下の教養レベルの記事を書く人に1300万円も払うくらいなら、日本人平均年収の400万円くらいに下げて、あと2人くらいニートの若者でも雇ってあげるといいと思います。将棋ウォーズばかりしているニートの中にも、恵まれたバブル世代のオヤジ記者以上の教養を備え、将棋部記者以上に先輩の事実誤認を指摘できる気概を持つ者なら、間違いなくいるでしょう。一流新聞社に就職できるのなら、(朝日新聞の嫌いな)毎日何百もの右翼発言を書き込むネトウヨを止めて、(朝日新聞の好きな)護憲デモに参加する条件でも、喜んで受け入れるニートは確実にいるんじゃないでしょうか。ニート家庭の崩壊も救えて、お母さんからの感謝状をもらえるはずです。重鎮記者の年収を激減させれば、その奥さんも働かざるを得なくなり、(朝日新聞の好きな)女性の社会進出の促進にもなるじゃないですか! いいことづくめで、やらない手はないですよ!

意地の悪い皮肉はこれくらいにしておきます。最後に、わずかですが、朝日新聞への声援も書きます。「メルトダウン」「ヒルズ黙示録」など珠玉のノンフィクションを記し、「こんな凄いジャーナリストが日本にいるのか!」と私に思わせた大鹿靖明氏は朝日新聞記者のはずです。私より何百倍もの量と質の情報を入手できる立場にいるのですから、一部の特権階級とその支持者のためだけでなく、社会の木鐸として、プロ将棋界およびプロ囲碁界に対応することを期待しています。

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